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2026/09/30 11:15

ヴィクトリア・ベッカム、息子クルスのレコーディングにスパイスを添える「ポッシュがスタジオに帰ってきた」

 “ポッシュ・スパイス”ことヴィクトリア・ベッカムは、末息子クルス・ベッカムが生まれるずっと前からソロ音楽を一切リリースしていない。しかし息子を誇りに思う母親である彼女は、引退したと思われていたスパイス・ガールズのメンバーでありながら、最近になって勝手知ったる場所、つまりレコーディング・スタジオのマイクの前に戻ってきたようだ。

 現地時間2026年9月28日、クルスは最近のセッションで撮影した写真を投稿した。そこには大きなヘッドフォンを着け、白いサングラスを頭に乗せた彼が隅で誇らしげに微笑んでいる。その背後では、母親がスマートフォンで歌詞を読みながら、音こそ聞こえないもののボーカルを歌っている。クルスは母親のスパイス・ガールズでの呼び名を使い、「そう、ポッシュがスタジオに帰ってきたよ ;)」とキャプションを添えた。

 ヴィクトリアはセッションについて追加のコメントを出していないが、この投稿のコメント欄には泣き笑いの絵文字を4つ投稿した。ヴィクトリア・ベッカムは、2003年の両A面シングル「Let Your Head Go/This Groove」以来、ソロ音楽をリリースしていない。それ以降はファッション業界でのキャリアに注力し、スパイス・ガールズ関連のイベントへの参加もほとんど避けてきた。

 現在21歳のクルスは、ヴィクトリアと夫でサッカー界のレジェンドであるデビッド・ベッカムの末息子だ。2016年、わずか11歳のときにチャリティー・ソング「If Every Day Was Christmas」で初のシングルをリリースした。その後はクルス・ベッカム・アンド・ザ・ブレイカーズというバンドを結成し、昨年10月にロック色の強いデビュー・シングル「Optics/Lick the Toad」を発表した。バンドは今年前半に欧州と米国をツアーし、8月には全8曲入りのデビューEP『ウェア・アンド・テア』をリリースしている。

 本稿執筆時点で、ヴィクトリア・ベッカムが何のためにボーカルを録音していたのかは明らかになっていない。しかし、今年はこの英ガールズ・グループの結成30周年にあたり、ファンは再結成の可能性に関するあらゆる情報を心待ちにしてきたため、このスタジオ写真はスパイス・ガールズ・ファンの心に衝撃を与えたに違いない。ポッシュはこれまで再結成の試みをほぼ避けてきたが、2007年から2008年にかけては【リターン・オブ・ザ・スパイス・ガールズ】ツアーに参加している。グループとしての直近のパフォーマンスは2012年の【ロンドン五輪】閉会式で、その後2024年4月には、ロンドンで開かれた自身の50歳の誕生日パーティーで、スケアリー、スポーティ、ベイビー、ジンジャー・スパイスとともに「Stop」と「Mama」を即興で披露した。なお、スパイス・ガールズは2019年にポッシュ抜きで再結成ツアーを行っている。

 ヴィクトリアは昨年、SiriusXMのアンディ・コーエンに対し、自身の名を冠したNetflixのドキュメンタリー・シリーズを通じてスパイス・ガールズでの活動によって以前ほど自意識にとらわれずにいられたことに気づいたと語った。ただ、メンバーとステージに立つのは楽しかったものの、「最終的に、それはもう私がやりたいことではないんです」とも話している。では、米ラスベガスのスフィアのような会場でのレジデンシー公演なら検討するのだろうか。「心惹かれますね」と彼女は答えつつ、「でも、ワールド・ツアーをこなせるかといったら、無理です。仕事がありますから。[中略] 今でも歌えるのかどうかさえわかりません。そもそも、そんなに歌が上手かったわけでもないですし」と述べた。